FC2ブログ

菰田誠の工務店日記

住まいについていろいろ考えます

手放すときを考えて注文住宅を建てられるか?

家を建てるという事が、「消費」ではなく「投資」になればいいと思う。

ここでいう「消費」というのは、木造住宅の場合、今までの日本の住宅評価だと築20年を過ぎてくると
建物の価値はほぼなくなるという評価。

「投資」というのは、例えば、30年経っても40年経っても手放すときに、建物の「建物としての価値」が
残るのであれば、多少余分にお金をかけても、それ以上に残ればいいということです。

現実的には、注文住宅で建てられる方は、「手放す時」など 考えないでしょうし、考えたくもないでしょう。

でも、今の技術で考えれば、住宅も50年 100年と住み続けられる(当然 メンテナンスも必要ですが)
と思います。

長い目で見ると、建物の性能の変化より、住む人の変化の方が大きい現実があります。

家族構成の変化 子供が出来れば、増え、成長し独立すれば減り、嫁・婿が同居すれば増え、
亡くなれば 当然減ります。

今の日本の一般的な住宅を考えると、その変化にうまく対応するようには考えられていません。

というか、ありがちな話として、昔は5~6人で住んでいたけれど、今は一人で住んでいる というような。

住み慣れた、その場で、多少大きくても住み続ける という方が多いとは思いますが、

お年寄りの一人暮らしも、危険や不便が多いもの。

そんな時は、思い切って その家を「手放す」ということも考えられうる話だと思います。

「場所」と「建物」があっていれば、それを求める次のオーナーも現れる可能性が高く、

逆にミスマッチ・・・(地価の高い駅前に平屋など)だと、古い家にお金をかけても 手放すときには

解体されて、3階建てが建つ・・・それはそれでありですが。


まだまだこの先、日本の住まいのあり方、街の在り方・姿は変わってゆくような気がします。

先走り過ぎても駄目ですが、「いいタイミング」があるのも事実。

オーナーは変わっても、建てた家が100年後も残っている そんな仕事ができればいいなと思います。
スポンサーサイト
  1. 2014/06/11(水) 11:22:25|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<中学時代の同窓会 in北浦和 | ホーム | 次の日曜は「父の日」です>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://komodasatou.blog103.fc2.com/tb.php/208-518d5853
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)