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菰田誠の工務店日記

住まいについていろいろ考えます

JBN青木会長が亡くなったこと

毎度のことですが、あっという間に随分月日が流れてしまっていますが、
今年の3月に、JBN 全国工務店協会 会長である青木宏之氏が亡くなりました。
自分にとって、とても偉大な存在であり、それでもすごくそれを感じさせない
優しいオーラがありました。
自分が、工務店に就職する前から青木会長のことは大学の担当教授から聞いていて
・・・まだ学生時代に、大学の教室を使って、工務店が数社集まって、公開勉強会をしている
…番匠塾という 広域訓練校・・・その工務店の一社の社長という存在でしたが
その番匠塾をやっている工務店はすごいな って思っていました。

自分のライフワークのイメージは、逆転の発想から転がったりもするのですが
ざっくり話すと、「都市計画」・・・人の土地に勝手に線を引きながら
、この交渉は苦痛に違いない⇒だったら、オーナーの土地に、オーナーの建物を建てる
方が気持ちがいい!と思い、個人住宅への道へ。

そして、個人住宅を作る会社も、誰もが知ってる大手メーカーから、誰も知らない
・・・極端な話、1人でも個人住宅はできるのではないか? という発想から

「工務店」という選択へ。
この「工務店」という存在 わかるような
正式な定義がないような。
大工一人の工務店もあるし、竹中工務店のようなスーパーゼネコンまで幅広い。

で、ここで自分が定義する工務店は、「基本 一拠点」で、
施主から建築の仕事をいただき、それを完成させて、維持管理も行う会社。
と。

正直、会社の規模は小さい。
ハウスメーカーの家のような、「誰が作っても同じ品質」のいえよりも
「〇〇さんが作った家」の方がいいんじゃないか?楽しいんじゃないか?

でも、基本的に工務店のおやじって ひとりよがりで、自分だけが正しくて
他はみんな間違ってる 的な人が多いよなーと。
「俺に任せとけ!」が請負契約なわけだけど、
「客観性」も必要だよなと思っていました。

巨大組織であるハウスメーカーの生産能力は仕事が減れば
余りまくる。

これから、単純に必要とされる家の数はどんどん減ってゆくのが見えていたころに
生き残るのは、「恐竜」ではなく「ねずみ」だよなと。

ただその、小さな組織でも、やる仕事のレベルは高くありたいと。

だからこそ、「俺が一番」で、満足することなく、お互いが切磋琢磨

時には協力し合える、「工務店の集まり」の存在の有効性を感じていました。

あったらいいなと多くの人が思っていても、実際にやるのはものすごく大変だと。

こもだ建総は、首都圏の優良工務店の集まりである「匠の会」
を通して、同様の趣旨の先進的な取り組みを数多くやってきました。
その取り組みは、先代社長菰田勇司が、匠の会理事長時代に次々と。
また、職人の団体である「全建総連」を通して、先代は、さまざまな取り組みをしてきました。

時代と立ち位置が若干違いながら、青木宏之氏と菰田勇司氏は「工務店」のレベルを
上げるために尽力した二人に間違いありません。

自分は、青木宏之氏との接点は、JBNに入るまでは正直ほとんどなかったのですが、
印象的だったのが、
2011年1月に神戸で行われた「木の家耐震改修大勉強会」に会社スタッフ4人を連れて
行った時。(やがて来る巨大地震に備えなければならないと・・・その2か月後に東日本大地震が起こる)
その勉強会の懇親会に、当時まだ出来て数年だった、「工務店サポートセンター(のちのJBN)」センター長に
学生時代お世話になっていた藤澤教授、会長に青木宏之氏 が就いていて、その席で
青木会長が「こもだ(当時は佐藤)がこの場にいる」という、空気を読んでいなかった感と言いますか
・・・全建連の青木 全建総連の菰田・・・水と油の関係だったようで・・・
「でも、これからはそんなの言ってる時代じゃない」とおっしゃってくれました。

それから、「JBN次世代の会」に誘っていただき、お世話になりました。

「工務店の業界団体が必要だ」青木会長がよく口にしていた言葉だと思っています。

JBNが出来て10年で青木会長がいなくなってしまったことは、非情に残念でなりませんが

よりよい未来の為に「工務店」の存在がよりよく働くこと。

「工務店が必要とされる存在であり続ける」こと。

まだまだ出来てない事、やるべきことがたくさんありますが

青木会長が作ってくれた道の先を突き進んでいきたいと思います。

(全般的にわかりにくい内容になってしまい申し訳ありません)

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時系列は逆ですが、お通夜のあとのJBNの仲間たち
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  1. 2018/07/09(月) 19:28:32|
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