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菰田誠の工務店日記

住まいについていろいろ考えます

技能五輪

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埼玉県選手団結果報告会 メダルをかけ新しい埼玉県知事方と並んでいる(元)社員がいます。建築大工部門で出場し、見事に「銀メダル」を獲得することができました。が、残念ながらこもだにはもういません。これがいろんな意味での現実です。大会の前に辞めたいという意思表示は聞いていましたが、「こもだ建総」の社員として出場してほしい と退社手続きを先延ばししての出場。表彰式の時、銀賞のタイミングで名前が映し出されたとき、とても嬉しかった。
 「技能五輪」は、自分が先代の菰田社長に初めて会った場所。1999年静岡大会の会場で会いました。先代は、埼玉県選手団の団長だったと思います。そのころ、学生として、こういった競技大会に選手を送り出す工務店の経営者の方々に話をきいていました。毎年のようにメダリストを送り出す工務店での話として、大手でない工務店にとって、日常のお客様の工事をしながら、練習をするという事はとても大変だということ。大手の企業の選手はそれだけを練習して臨めるが、小工務店では練習に専念できる期間は限られる。メダルを取っても、その後に工務店で長く仕事をしてくれるのかというと、そうでもないという事。 そういう現実をほとんどの工務店の経営者の方も知っているので、選手を送り出すということに肯定的な経営者は少ない。ただ、個人的には、そういった競技大会で自分の実力を高めようとする努力や、実力が確認できる場として、応援したいと常々思っている。ただし、参加することに意味があるのではなく、「上を目指すことに意味がある」と考えている。
 建築職人を誰がどうやって育てるか。時代的には、20年前と比べて、ますます厳しくなっています。大手でなければ育てることができないのか?そうではないと思いたい。大手だって、この先の日本の市場が縮小してゆく時代に生き残ること自体が大変だと思います。まして、小工務店は、「実力」が問われる時代。生き残るのも小工務店だと思っていますし、淘汰されるところも間違いなくある。働く職人、スタッフも、工事を頼まれる方も「こもだで働けることが誇り」「こもだで家を建てられることが誇り」そんな世界観を実現したいです。
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  1. 2020/01/28(火) 16:23:53|
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